馬一頭が1日に食べる牧草量は3山なので、

これを用いて「はじめの牧草量」の具体的数量を求め、

線分図中に記入する。




次に、再度、問題文を読み返し、誤認・誤記等の有無の

確認をし、正しいとの判断の下、

求めた具体的数量に基づいて、見直しをする。




最後に、答えにあたるものが何かを確認し、

場合によっては、新たな図等を作成し、立式等を通じて

答えを求める。

下記の手順をふみながら、解き進める。


   単体により単位時間で減少する数量=①
  or
   単位時間で増加する数量=①


 問題の内容をふまえ、上記のいずれかを基準として、

 線分図を作成する。


●作成した線分図の差にあたる部分から、

 比をそろえる作業等をする。


●比をそろえた後、はじめの全体の数量を求める。


●再度、問題文を読み返し、はじめの求めた全体の数量
 
 を用いて、時系列に従い見直しをする。


●問われているものについて、解き進める。

 牧草がすべて無くなる◇日目までに□頭の馬が食べ

 た牧草の総量をそれぞれの場合について、線分に示す。

  <1日に、□頭の馬が食べる牧草量>

上図を見て、

比と具体的数量の双方で示されている線分箇所を探す。

 ここでは、1日の増加量が25山であるので、

 馬一頭が1日に食べる牧草量を①(比)として、

 次の順を踏みながら、線分図を作成する。


 まず、はじめの牧草量を線分で示す。

作図②

   下図を作成し、現象を把握した上で

   線分図部分に着眼し、解き進める。

 探した比と具体的数量との関係を式に示す。

解 法-B( HOW TO SOLVE‐B)
 EXAMPLE
 
今から牧草におおわれた私有地に馬を10頭放すと20日ですべての牧草がなくな

り、一方で、15頭放すと5日でなくなります。この私有地では1日毎に25山ずつ

牧草が増えます。では、今から、この私有地に馬を9頭放した場合、すべての牧草が

なくなるのは何日後ですか?ただし、馬一頭の1日の総摂取量は、すべて同じである

ものとします。
すっぁ

 丸覚えした下記の式を用いて、進める。



 (はじめの数量がなくなるまでの時間)

          
  単位時間で    単位時間で
  =(はじめの数量)÷(減少する数量-増加する数量)

   単体により単位時間で減少する数量=①

  or

   単位時間で増加する数量=①


 上記のいずれかを基準として、

 問題の内容を式に示し、進める。

作図①

   下図を作成し、現象を把握した上で解き進める。

解 法-A( HOW TO SOLVE‐A)
EDUCATION

 探すことができましたら…

中学受験算数

牧草がすべて無くなる◇日目までに増加した◇日分

の牧草量を、それぞれの場合について、線分に示す。